視える人は聞こえず、聞こえる人は視えない?

 なんかまたよく解からない謎掛けを戴きまして。


 聞いた直後は「なんのこっちゃ?」だったんですけど、これは割とすぐピンと来る事柄ですよね。私がニブいだけでした。(笑


 私(霊能者)を通じて世間の関係各位にも知らせよう、みたいなのもありまして、そのうちこれも浸透してくでしょうけども、『視えるなら聞こえないし、聞こえるなら視えない』なのですよ、関係各位の皆々様。

 多かれ少なかれ霊能力持ってる者はメッセンジャーなので、何かしら伝言頼まれるのは当たり前ってわけですが。そうホイホイと万能では都合が悪い、と。


 理屈としては、そりゃそうだ、ですよ。これ。


 霊関係の力を創作などで扱う時に注意すべきは、視る能力持ちは意思の疎通が困難であるだろうし、聞く能力持ちは視る方面はからっきしのはずだ、という事です。


 でないと歴史を捻じ曲げます。


 まぁ、そんだけの事ですが、最近そういう作品が多くなってきたからちょっとしたヒントでもくれたもんかと思います。(笑


 預言者の予言が、確率でしかなく100発100中じゃないのも同じ理由ね。世界は二重螺旋の構造で、互いの側は独立してて、不可侵ってか、影響しあいながらも干渉は不可なのですよな。警察組織みたいだね。矛盾した存在を成立させる苦肉の策みたいなもん? 警察調べてて、その成り立ちがそのまま、現世とあの世の相関関係とよく似てるもんで笑ってしまったのでした。


 世界はなんだかんだで、どこでも似たようなシステムを取ってますよ。

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