第340話 吾輩は思いの丈をぶちまける方針です

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「みんながたくさんコメントくれてうれしいな♪」

「ご機嫌ですね♪」

「ふふふ。けど、返すのが遅くなってしまった」

「……旦那、一個忘れてますぜ」

「うん?」

「デットエンドを……1週間ごとに更新するって言ったことを」

「ハッ!?」

「……遅れはいつでも取り戻せますぜ」

「が……がんばります」



吾輩は考える。

あぁあああああああああ、デットエンドを更新できなかった……。

本当は土日に被害者の会をやろうと思ってたのに。くそ……。


余計なことに気を取られて堕落して日々を過ごしてしまった。まぁ書いてる時間も堕落には近いのだが……いや娯楽か?


土日はやっぱり更新したほうがPVが伸びやすい気もする。結構なんだかんだ、伸びていたしな。一時期パタリと止まっていたPVもちょこちょこ回りはじめ、吾輩は満足じゃ(。-`ω-)


本当に、ちょこちょことやってきた。がぁーと火種はつくことはないが、それでもジワジワと伸びてくれていることが嬉しい。まだ死んでない。こいつはまだ死んでない!!これから、何か起きるのか!?と淡い期待を持ちながら、少しずつやっていこう。



吾輩は考える。

1章をめちゃくちゃ直しているが……2章に手を伸ばせずにいる。

どうもな……。うむ、いかん。


まぁ、土台が読者を呼べないのに2章に力を入れてもと理論はあるのだが……。1章から2章に人をひきこめる様な作品を書かねば。どうにかできんだろうか?


筆力というのもあるが……。どうやって鍛えよう??



吾輩は考える。

あるラノベ作家さんのエッセイを読む。


専業作家の辛さや業界の内部のお話など色々書かれていた。

そこで気になったのが炎上するから、ブログなどやめてくれと編集に言われたとか。えっ???どっちかというと……カクヨムはツイッターもやろうぜ!的なニュアンスを感じるのだが……。


余計な発言は、危ない時もあるということみたいで……作品で勝負という根底にはあるかもしれない。ただな……。言いたいことも言えないような世の中じゃ毒されちゃうよ……。誰かの作品を貶すようなことはいかんかもしれないが……正直な感想と言えばそれまでだし……何か制約がありすぎるとね、良くない気もする。


同業者はお互い敵対関係というのも嘘ではないようだが……別に作品で勝負の世界でなんか、あれだな……敵も味方もないような気も。同じことをやる仲間として見ることはできないものか……。まぁやり方が根本的に違うのであれば、相容れない部分もあるだろうが……別に距離をおけばいいだけの話で……。意外と時間がたてばお互いの考えが混じって仲間になったりとか理想だったりもするわけで。


まぁ、個人のスタンスは個人のスタンス。

吾輩はそれはそれでいいと思うんだけどな。いっぱいの人がかかわって本ができるので、その人達に迷惑が掛からない範囲でということだけども。あっ、吾輩、作家じゃねぇや。なら、今はいいか。


思いの丈をぶちまけても。エッセイは続くよ、どこまでも。



吾輩は考える。

嫌われる勇気という…ドラマが大変なようで。


どうやら、アドラー心理学会なるものから……抗議が来ているらしい。アドラー心理学の理解を違う範囲で広めていると……。脚本を大幅に見直せとか。


こういう場合、何がいけないのか?考えてみる。


偽学問といえば、聞こえは悪いがそう例えよう。あくまで例えです。実際間違っているかなんて知りません。


偽学問を広めるような、作品はダメなのか?


例えば、1+1は2じゃない。と嘘を教える。1+1は百にも千にもなる!!なんてストーリーがあったとしよう。それは間違いだ!!


確かに間違っている……抗議するのだろうか???

いいではないか。ダメなのか??


哲学は受け手の解釈に基づきやすいものだ。違う考えに発展することもあるだろう。それではだめなのか?脚本の人がそう受け取ってストーリーを作ってはダメなのか?フィクションと書いてるのに……。


間違った解釈が広がることで不利益を被ることを懸念されているのだろう。

気持ちもなんとなくわかる。そうだな。事実無根だとダメだな。


どのぐらいの範囲で間違えたかが重要かもしれない。あることないことを書かれているとしたら、アドラーを前に出してはいけないだろう。そこを見極められるかどうかが焦点かも。


事実は当人たちしか知らない。これは言論の戦いかもしれん。



吾輩は眠りにつく。


《つづく?》




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