第297話 吾輩創造主は創造すると疲れやすい
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「……初見逃げが増えたので……改稿を急いだぜ……」
「そうですね」
「どうも、キャッチコピー変えたけど、人が寄り付かないな」
「何か間違ってるのかもしれませんね」
「ちょっと考えなきゃな」
吾輩はデットエンド1章の改稿を終える。
なんとなく、他の作品に影響された部分もあり、読点を減らしたり、文の塊を意識したり、書き足したり、色々してみた、
ただ、一番の収穫は行間かもしれない。
一回多用して直したが、それではイカンことに気づいてしまった。適切な量でなければいけない。さらに言えば使いどころを間違えてやりすぎると、後の効果が薄れるのではなかろうか。
そんなことを考えつつ、一通り改稿。終わりました。
あぁー疲れた。
吾輩は考える。
なんかまた、フォロワーが減ったな。
なんか……悪いことしちゃったかな。特に何かした記憶もないのだけれど、
してないのが……いけないの?
まぁ、重箱の隅をつついて考えれば、星の多い作品を宣伝してしまったことや、フレーズのひとつひとつが気に食わなかったのかもしれない。おまけにマイページに毎日出てくるだろう。
鬼の更新をする男。それが吾輩。
吾輩は考える。
脳を使いすぎると眠くなる……吾輩だけだろうか?
なんか物書きしていると睡魔が襲う。疲れやすいのかな………。
創造するっていうのは疲れるのかもしれない。
吾輩は考える。
やらなきゃと思うほどに億劫になることがある。
それはなんというのだろう?
面倒ごと……。違うな………。
吾輩は考える。
やはり、短い文章は星が入りやすいのか……。
それとも毎日更新のほうが入りやすいのか……。
どうするべきか………。疲れた………眠ろう。
吾輩は眠りにつく。
《つづく?》
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