第296話 吾輩、元宣教師は復活いたします!!

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「久々にやってみたが、たまには宣教師もいいもんだな」

「そうですね」

「あの2作品はおもろいと思う。というか、まだまだ面白そうなのがいっぱいあるがな」

「どんどん、見つけてきましょう!!」

「ふふふ……そして、吸収してやる。おもしろい表現をな!!」

「いけいけ、読んでレベルアップやー!!」



吾輩は久々に宣教師活動を行う。

まぁ、少しでもコンテストが盛り上がるように。

そして、読むのもやっぱり楽しい♪


色んな物語に触れるっていうのはおもしろい。

この人はこういう書き方するんだって♪


どんどんどんどんどんどん読んで……。

バンバンバンバン書いてやるー!!


「その調子ですぜ、旦那!!」

「まかせとけ!!」



吾輩は考える。

このコンテストである作品が選ばれた場合……ある疑念が膨らむ。


それは、吾輩はソユーズ押しでもあるのだが………。

これが、第二回に輝くことの意味。


えっ……今頃?


と思ってしまう。あれだけ、サイト内でチラホラ見受けられるソユーズ押し。それが、今更……というか……このタイミングで書籍化と言われると……若干不安でもある。


編集さん……全然読んでないの……?と。


真偽は定かではないが、一抹の不安はある。何をもって拾い上げをしているのか………。不安がね……。



吾輩は考える。

書籍化されている作品に共通点というのは存在するのだろうか?


まぁ、全部は読んでないのでいまだにわからん。

何かしら法則性があるのかもしれない。それは一体なんだろう?


謎が謎を呼ぶ。



吾輩は考える。

どうにも……作品が埋もれやすい感じが払拭されない。


なぜ、なのだろう?正直、おもしろいものは結構あると思う。評価が少ない中にも光る人たちがいっぱいいると感じている。


なのにだ……潜在的なものは秘められている。

なぜ……読者は増えないし、チラバラないのだろう………。


やっぱり、何かギコチナイ部分があるんだ。重大なサイトの欠陥が。

それを見つけ出せるものはいるのだろうか。


何かが読者を遠ざけている。

評価システムなのだろうか?

それとも、トップページなのだろうか?


読者が集まらないのには理由がある。

第一回のコンテスト作品は売れているのだろうか?ちょいと気がかりでもある。


何か、爆発的に増えることを阻害している要因がある。


なんだ?



吾輩は考える。

急においしいものを食べたくなるときがある。

この衝動はなんだろう……。


食慾。


かっこいい漢字が出てきたぜ。使い方はしらない。



吾輩は考える。

なんとなく、負のスパイラルというか……なんというか。


あるところで事件が起こる。それが全てことに繋がる。

それはたった1件の事件だとしても、全部を疑え的な観点が働く。


例えば、とある賞が金で買われていた。

他の賞もそうなんでしょ。あの賞も、この賞も。

その賞は金で買われたかもしれない。他の賞までに波及が及ぶ。


まるで、ゴキブリを一匹見つけたら、50匹理論。


全てを嘘と思うのは……良くないと思う。

見極めの仕方がないってことは、問題なのかもしれない。



吾輩は眠りにつく。



《つづく?》

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