第183話 吾輩のひまつぶし

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「うぅ~・・・だるい・・・」

「具合が悪いんですか?」

「いや・・・だらだらしすぎて具合が悪い」

「じゃあ、手を動かしてください」

「は~い」


吾輩は考える。

暇なんてものは、時には大切であり、時にはじゃまである。

だるくなる時がある。

暇ってものは・・・。


吾輩は考える。

ライオンちゃんがレビューくれてる!!

今気づいた!!

ありがとう!!

違う視点か・・・。これはあくまで吾輩の視点なので、正しいものではないだろう。

ただの主観であり、習慣である。

まぁ、楽しんでくれるのが一番うれしいかな。

なんだろう・・・読者がうれしいと書き手もうれしい♪

Win-winである。


吾輩は考える。

意外とバンパイアに書くと・・・。何かコンテストになったりする?

ゲームのやつも前書いたし、エッセイがおもしろいってのも書いたし、

原作者ってことも書いたし・・・。

あっ、映画原作ってのも書いたけど・・・ないな・・・。

まぁ、たまたまだろう。


吾輩は考える。

大人でも子供っぽい時ってあると思う。

普段冷静な人だけど、急に感情的に怒ったりとか。

情けなくなったりとか。

ずっと、大人を演じるっていうのも疲れるのかもしれない。

ふとした人間らしさってものがあるんだろうな。

あの人もこの人も。


吾輩は考える。

怒りの感情っていうのはやっかいである。

たまに本音以外の部分で怒っているので、言葉にしてないところに怒りが隠れている。

特に・・・女性に多い気もするけど・・。

何かの積み重ねが怒りにつながることがある。

爆発時期は火山と一緒で選べない。

厄介だ・・・。


吾輩は考える。

色んな視点というものについて。

物語を書いてる人って・・・これが重要なんだろうな。

あの人だったら、こういう視点を持ってるとか。

こういう性格だったらこういうことを気にするとか。

登場人物を生かせる人は色んな視点を持っているのだろう。


吾輩は考える。

この人はこういう人だからって。いうことについて。

なんかの作品でみたことがある言葉。

人の事は簡単に言えるのに、自分のことになると言えないんだよな。

というセリフ。

その通りである。自分ってものが一番語りづらいのだろう。

こういう人間って。

だから、多分あの人のことも簡単にこういう人間っていうのも難しいのだろう。

わかってるようで、わからない。

それが人間である。


吾輩は考える。

使い古された言葉シリーズ。

『他者があってこと、自分がある』


こうだっけか?まぁ、ニュアンスこういうこと。

比べるものがなければ、わからない。

違う存在がいてこそ自分というものがわかるのだろう。

69億違う人がいる。

比較対象が多くて大変だ・・・。自分がみつかるだろうか?


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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