第21話 吾輩世界平和について語る

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「ふむふむ。」

「書いてくれましたね♪」

「世界平和への道が一歩開けたな」


吾輩はある方に世界平和へのエッセイをネタをお願いした。

見事に書いてくれた。

ということで、人だけにやらせるのはフェアではない。私も世界平和エッセイを名乗っているのだから、世界平和について考えよう。


吾輩は世界平和について考える。

今の世が平和かということから始めよう。


これはひとそれぞれによるだろうが、吾輩は平和でないと思っている。

貧困に苦しむ人達、銃で武装する社会をもった国々、テロという謎の行為。

そして、いじめや自殺。


まず、一番大きな問題に感じているのは、自殺である。

辛くて、自らを殺す。これは、愚かな行為である。

なぜ、死ぬ?生きる方法はいくらでもある。昔の先祖は草でもくって、生き延びていた。

病死とか衰弱死は物が違う。健康な体で死ぬ人がいる。

息苦しい。


大体、原因は心だろう。

仕事を解雇になるだけで、電車を止めようとする。

先を考えると辛いから・・・。けど、先のことなんて、わからない。

どうなるかなんて、誰も知らない。

もしかしたら、すごい幸運に恵まれるかもしれない。

それら、全ての可能性を捨てて死んでしまう。何も決まってないのに。

仕事を辞めただけでこうなる。

吾輩はだめだと思う。醜くてもいい。足掻いて、足掻いて、それでも生きようとすることこそが平和なんだ。きっと。


いつからだろう。夢のない社会になってしまった。

夢というのは希望でもあるんだ。希望がない。望みがない。それを絶望という。

けど、望みを絶つのは自分なんだ。

自分が望まなくなってしまうんだ。色々辛い経験をして、自分を信じられなくなる。

他人が自分を信じてくれない。

期待した、希望した分だけ裏切られたと感じるのかもしれない。


どこからか、金が全てみたいな風潮がでてきた。

お金があれば幸せ。ないやつは不幸。

お金というものに縛られ始めた。地位や名誉というものに縛られ始めた。

自尊心、独占欲、支配欲。

そんなくらだないものに心を引っ張られ過ぎている気がする。

いい学校入って、いい仕事について、生活安泰して。それが普通の幸せ。

この言葉は魔法の言葉である。『普通』というのが何かわからないようにしている。

普通ってなんだ?気持ちいいのか?

違うと思う。普通って、平均的なものだ。

だから、平均なものを幸せと呼ぶには難しいんだ。この『普通』から外れることが絶望と感じるようになっている世の中。


これは、平和ではない。

色んな個性のある人たちがいていい。他人が他人を認められる、それぞれがそれぞれの幸せや考えをはっきり言える社会を吾輩は望む。


だめだ・・・ネタがデカすぎて1000文字などでは伝えきれん・・・。

今日はここまで。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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