第2話 麻里子スーパーヒロインデビュー

ある朝起きたら麻里子はスーパーヒロインになっていた。子供向けテレビに出てるような感じの。妖精もいて、仲間もいた。みんな当たり前のような顔をしていた。「ねえ、昨日のテスト何点だった?私は72点…残念。」

「えー私は12点だよー。」

「よくそんなので明るく振る舞えるね。私は100点!えっへん!」

「わたしはーえっと…忘れた。麻里子ちゃんは?」

気付いたらテストを持っていた。見てみると92点だ。なかなかいい。

「92点。なかなかいいと思うんだけど…。」

「ええぇぇ!すごーいこの12点の私に勉強を教えてください!」

「…。分かった。放課後ね。」

と言い終わったと同時に敵のようなものが現れた。麻里子は混乱した。

「ワワワワワワワワワ!」

「みんな!変身するよ!」

「愛の精、ピンクエンジェル!」

「水の精、ブルーエンジェル!」

「雷の精、イエローエンジェル!…ほら次!麻里子ちゃん!葉の精、グリーンエンジェルさーん!」

麻里子ははっとしていった。

「は、葉の精、グリーンエンジェル…!」

「光の精、ホワイトエンジェル!」

『カラフルエンジェル!参上!』

麻里子は言い遅れたので慌てていった。

「か、カラフルエンジェル…?さ、参上…!」

「もーグリーンったら~。」

「ウォーターシュート(水のボールでシュートする技)をするからグリーン、リーフブリザード(葉が吹雪のようにうつ技)を水のボールにうって!」

「は、はい?」

麻里子はいみが分からなかった。

「ほら、葉を手に貯めるよう考えて、想像して!」

麻里子は想像した。すると葉が手の中から出てきて高速スピードで飛んでいった。するとまた手の中から葉が出てきた。

「水に当てて!」

麻里子は水のボールに手を向けた。すると竜巻ができた。それが敵に当たった。

「はらほろひれ」

「やっつけた!!」

すると麻里子は目が覚めた。

「なに?さっきの…グリーンエンジェル…リーフブリザード…だっけ。」

思い出しかけたとたん光子がやって来た。

「ねーやん、やっと起きた!待ってたんだよ!」

「おはよう。心配かけてごめんね。」

麻里子は思った。(光子とブルーエンジェル似てる…)  第2話 終


麻里子達が住む町

まり東町…住んでる人、麻里子・春樹(友達)・菊子(祖母)

鞠南村…住んでる人、光子・梅美・ジョニー(外国から来た友達)

鞠北市…住んでる人、むつ

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