三人称
第6話:三人称の定義
■三人称の定義
「地の文が、物語に登場するキャラクターによる語りではないもの」
■三人称の種類
●三人称俯瞰視点
・空中に浮かんでいるカメラに移っている映像を描写するイメージ。
・地の文に主観は入らず、事実関係だけを描写する。
・キャラクターの感情など、カメラに写っていない情報は描写しない。
●三人称語部視点
・幽霊となった語部が好きな場所から見た視界を描写するイメージ。
・キャラクターの心理描写は、語部の主観で推定したものだけ書ける。
・基本的に語部の視点なので、見えないもの、過去、未来などは書けないが、多少は例外がある。
・地の文は、語部の一人称のようになる。
●三人称神視点
・空中に浮かんでいるカメラ、キャラクターの視界、キャラクターの心、過去、未来、見えないものまでも描写できる。
・地の文に、わからないことがあってはいけない。
・客観性のある主観のみ描写できる。
●三人称単視点
・空中に浮かんでいるカメラ、特定キャラクターの視野に見えるものを描写する。
・2つの視点移動を頻繁に行ってはいけない。
・人によっては、「空中に浮かんでいるカメラは使用してはいけない」という場合もある。
・特定キャラクターの心理描写ができる。
・空中に浮かんでいるカメラで描く時は、「三人称俯瞰視点」で描く。
・地の文はキャラクターの語りではないが、特定キャラクターの主観がはいってもよい。
●三人称複視点
・基本は、三人称単視点だが、特定キャラクターが章や話の単位で切り替わる。
・頻繁な特定キャラクター切り替えを行ってはいけない。
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