個人的に箱根駅伝が大好きであり、作品がない物かと検索をかけた所この作品が唯一でした。自分でも幾作か書いているのですがほとんど競技中の経過に終始しており、その後まで書いた作品はほとんどありません。
ですから、こういう風にその後まで書ききった作品には憧れます。切ないラストではありますが、ある意味での箱根駅伝の罪をも見せた感じでその点にも心魅かれます。自分でやるとどうしても明るい方向ばかりに(レース内は別)行きがちなので。
☆2つにしたのは、競技の内容がもうちょい濃く書かれていればなと言うわがままによる物です。よく知らない人には十分に☆3つの魅力がありますので、ぜひご覧くださいませ。