え~セ~。
いつものバス停にて――
「牛丼チェ~ンでW弁当が人気?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「W弁当なにかしら? ダブル……ダブル……ハっ!」
「も、もしかして……牛丼が二個はいってる弁当っ!?」
「それ、ただギュ~ドン2コかっただけとど~ちがうの?」
隣でおもわず、そんな声を洩らすイブキ。
「牛皿と牛カルビを合わせた――あぁ……そ~ゆ~タイプのダブルね。さらに牛皿+塩ねぎ塩豚、牛皿+唐揚げなど様々な組み合わせが可能――牛皿MAX+牛皿MAXはできないのかしら?」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「アマゾンが3000コのジンコ〜エ〜セ〜をうちあげるケ〜カクをアメリカさんのレンポ〜ツ〜シンイインカイがショ〜ニンっ! 3000コっ‼︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「メガコンステレ〜ションはタイリョ〜のエ〜セ〜をつかうツ〜シンサ〜ビス。アマゾンはこの3236コのエ〜セ〜をつかってエ〜セ〜きど〜からチキュ〜にむけてインタ〜ネットサ〜ビスをて〜きょ〜するという」
「つまり、どこでも繋がるようになるって事?」
月夜がそう口を挟んでくる。
「そ〜なんだけどねぇ〜。けっきょくコストがたかいんだよねぇ!」
「どんな僻地でも繋がるなら需要多そうだケド……」
「ヘキチいくヒトあんまりいないし、フツ〜にくわすぶんにはマチナカにはほとんどケンガイないから」
「そ〜なの?」
「むかしむかそイリジウムってゆ〜エ〜セ〜かいせんをつかったモノがあったんだけど、ツ〜シンりょ〜がたくってね」
「へぇ〜」
「ギジュツてきにはカノ〜だしコストをど〜おさえてユ〜ザ〜をかくとくできるかってトコだよね」
イブキが記事を読みながら、そんな感想を洩らす。
「衛星から荷物が降ってくるサ〜ビスじゃないのね〜?」
「そんなダイナミックなサ〜ビスじゃないっ!」
衛星通信販売をイメ〜ジしていた月夜だった。
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