れバ〜。

 いつものバス停にて――


「アメリカでマックのク~ポンアプリを悪用してハンバ~ガ~一〇〇個を注文したっ!?」


「ひゃ、一〇〇個……」

 月夜は山積みにされたハンバ~ガ~のイメ~ジをしながら、


「最高じゃない!」


「犯人はアプリ開発を行うIT企業に勤めておりアプリの知識が豊富、アカウントを複数作成しク~ポンを大量に入手。チ~ズバ~ガ~を合計で一〇〇個ゲットすることができた。チ~ズ~バ~ガ~だったのね~、ますます最高じゃないっ!!」

 そんな事を言っている月夜の隣では、


「ハンドルがなくなってレバ〜でうごかすクルマっ⁉︎」

 イブキがテクノロジー系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「お〜! なんかエヴァっぽい」

 運転席の画像を見てそういうイブキ。


「レバ〜そ〜さでまがるのかな? ちょっとうごかしかたのイメ〜ジできないなぁ〜……」


「これヘンケ〜してロボットになったりしないかなぁ〜? そしたらこのサイドスティックけ〜しきもわかる……」


「左を倒したら左折とかなのかしらね?」

 画像を見た月夜も口を挟んでくる。


「なれるまであぶなそ〜だよねぇ〜」


「この形にする必要あったのかしらね?」


「ん〜……ゲ〜ムのコントロ〜ラ〜もそ〜だけど、あるて〜どカンセ〜してるやつにシンキジュツでいどむのはよっぽどいいかんじになってないとむつかし〜かも?」

 イブキは儚く消えていった数々の奇抜なコントロ〜ラ〜を思い浮かべながらそう言う。


「でも――」

 画像を見ながら、


「カッコイイのはみとめるっ!」

 画像をみてそう言い切るイブキだった。

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