け~びろボ。
いつものバス停にて――
「劣勢のステ~キハウスで原点回帰フェア? なにかしコレ?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「創業当時のリ~ズナブルな価格で提供リブロ~スを一グラム五円で提供? へぇ~……昔はそうだったのね~……四〇〇グラムで二〇〇〇円ぐらい一キロで五〇〇〇円ぐらいかしら? カレ~や牡蠣はじめた時はど~なっちゃうの? っておもったケド、よ~やく肉に戻してきたわね。個人的にはリブロ~スはアブラがやや不満なのよね~。やっぱりステ~キは肉おいしさとアブラのおいしさを味わえるサ~ロインじゃないとっ!」
朝からそんなアブラっぽい事を言っている月夜の隣では、
「チュ~ゴクさんロボットけ~びいんにカオニンショ~やサ~モグラフィ~をト~サイ。なんかプレデタ~みたいになってるねぇ~」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「クロ~やト~シャアミやカタにキャノンほ~とかつけないのかなぁ~? アタマもドレッドヘア~にしてさぁ~。もちろんハカイされるとサイゴじばくネ」
そんな事を言っていると、ロボットの画像を表示される。
「……なんか……なんかおもってたのとちがうっ!!」
「こんなんカッコよくないよぉ〜」
車両のついた細長いゴミ箱のようなロボを見ながら、
「もっと、こ〜サツリクしちゃうぞぉ〜てきなメカメカしいキョ〜イとゆ〜かキノ〜ビがいきすぎてこわいかんじなってるかんがないっ!」
画像にそういって憤慨するイブキ。
「警備だし、そんなモンなくっていいじゃない?」
「ケ〜ビはナメられたらおしまいだよっ! くるならきてみろっ! てきなイカクをしてこそヨクシこ〜かがあるんだよっ!」
「ふ〜ん……そ〜ゆ〜もんなの?」
「そそ。だからこれからのケ〜ビロボはキャノンほ〜をト〜サイして――」
安心安全の警備ロボに魔改造を施していくイブキだった。
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