みたメ。
いつものバス停にて――
「プレステ5はシンパクス~をケンチしてゲ~ムにハンエ~するキノ~がつくっ!?」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ん~……ドキドキしてるといつもとちがうエンシュツになるとかかなぁ~? ギャル、オトメゲ~やホラゲのレキシがかわるねっ!」
「ホラゲちゅ~にシンパクス~あがるとエイムがうまくできないとか、まっすぐはしれないとかのペナルティとかつきそ~だよね。これからはココロもきたえていくヒツヨ~があるのかぁ~」
イブキがそんな風に新機能に想いを馳せていると、
「臨時休校にカラオケ、弁当屋、牛丼屋などの企業が食料支援っ!?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「カラオケ屋では価格一〇〇円でカレ~ライスとサラダのセットを販売。居酒屋も展開する弁当屋では弁当の配達を週三〇〇〇円から一〇〇〇円に下げて提供――これは配送費用の最低限で弁当の原価は付加されていない――すっごいわね配達員さんの給料以外とらないって」
「牛丼屋は一二歳以下限定の子供に持ち帰り牛丼について全サイズ八〇円引き――牛丼値下げっ!?」
月夜がその部分にだけ異常な食いつきを見せる!
「なぜ……なぜ……ウチは小学生じゃない……牛丼八〇円引き……」
「いや、ウチでもランドセルを背負えば――」
「ムリでしょ」
「アンタならいけど~よね~?」
月夜はイブキを見ながらそういうのだった。
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