といレ。

 いつものバス停にて――


「ほ~しゃせんのチリョ~をうけてるヒトはメからビ~ムがでてるっ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「チリョ~のためにホ~シャセンをうけてるヒトやウチュ~ひこ~しがマブタをとじているのにひかりがみえるというタイケンをしたコトがある。アメリカでこれをケンキュ~したヒトがいた。


「そっか~……ウチュ~にでるとヒトはメからビ~ムだせるよ~になるんだぁ~……」

 イブキは冬の寒空を見上げさらに高いトコにある宇宙に想いをはせながら、ゴ~グルをつけて目からビ~ムをだすアメコミヒ~ロ~を思い浮かべる。


「あれがニュ~タイプのシンのすがた……ヒトのつぎのシンカ……」

 そんな事を言いながら目からビ~ムを出すアメコミヒ~ロ~のイメ~ジがドンドン増えていく。


「みんなサイクロップスになるのかぁ~……」

 身体にフィットした青いタイツを着たゴ〜グルすがたの人々が行き交う街をイメ〜ジするイブキの隣では、


「トイレ一体型車両を公開? スマホアプリでトイレを呼び出す時代になる?」

 テクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「混み合ってるとこなら便利そ〜ね」

 個室トイレの横に車輪がついたガラス張りの車両を見ながら、


「でも、いかにもトイレってゆ〜クルマは……」


「もっとオシャレに移動式化粧室てきな物にしてほし〜わね」


「あとガラスばりでいろいろみえちゃってるのも……」


「それは展示会だからでしょ?」


「ハイウェイのジュ〜タイでもよべるよ〜にフライングきの〜もほし〜よねぇ〜?」

 魔改造を施す気満々のイブキ。


「空とんできたトイレにはいりたくないわね〜」

 渋滞で大勢の人が見上げている空飛ぶトイレをイメ〜ジしながら、


「じゃ、めだたないよ〜にステルスきの〜っ! でんじメ〜サイをト〜サイする!」


「電磁迷彩ってあの見えなくなりやつ?」


「そそ。もちろんフツ〜のレ〜ダ〜もかくさんするトリョをぬってっ! ミサイルもつけよっかっ! あとはジバクとダッシュツそ〜ちとガッタイきの〜だねっ‼︎」


「それ、もうトイレじゃない」

 超水洗戦隊ベンキマンをイメ〜ジしするイブキにそう言う月夜だった。

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