うちゅ~せんソ~
いつものバス停にて――
「テッペン対決?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、ステ~キハウスのイベント記事を見ながら、
「ヒレステ~キとセットにする部位、サ~ロインかリブロ~スの二種類でもっともおいし組み合わせを選ぶか~」
二つのステ~キ画像を見比べながら、
「これは選べないわね~。サ~ロインはアブラ溢れる肉汁と肉のうまみが売りでガッツリいきたい時はこっち、今日はそんなにガッツリいかなく普通に的はちょっとアブラ少なめなリブ――その日の体調で選ぶのが一番正しい食べ方よっ! むしろ三枚とも頂きたいわっ!! まずヒレを食べきって、次に選べる二品のサ~ロインとリブを一切れづつ交互に食べ――じゅるり」
結局、量を選択する月夜の隣では、
「20セ〜キのふるいデ〜タをさいしんのデ〜タをヒカクしたトコロ、ここ10ネンのあいだに100コのホシがショ〜メツしているとゆ〜デ〜タがっ⁉︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「どこいっちゃたんだろぉ〜? フリ〜ザさまとかがハカイしてるのかなぁ〜?」
宇宙の帝王が戦闘民族の惑星を破壊しているシ〜ンを思いだしながら、
「それともスタ〜ウォ〜ズみたいにワクセ〜ハカイへ〜きとかつかってんのかなぁ〜?」
「1ネンに10コこわしてんだモン、そ〜と〜なセ〜リョクだよねぇ〜」
イブキは空を見上げて、宇宙の彼方にいる悪の帝王や帝国をイメ〜ジする。
「単純にデ〜タミスとかじゃないの?」
そんな現実的な事をいう月夜だった。
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