ふぇいク。
いつものバス停にて――
「今日から倍トロ祭り?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、回転寿司チェ~ンのイベント記事を見ていた。
「大きなトロはもちろんアワビやフカヒレをのっけた握りなどが提供される――フカヒレの握りね~……」
いまだ食した事のない高級食材をイメ~ジするのになぜか生きたサメの姿をイメ~ジする月夜。
「おいし~かしら? フカヒレ握り……」
酢飯のうえにのっけられたホホジロザメをイメ~ジしながら、
「一度、ためしてみないとね」
いつも通りそんな事を言う月夜の隣では、
「プレステ5の2020ネン12ガツ4カはつばいにカカクが69800エンとゆ~ジョ~ホ~にコ~シキはコ~シキハッピョ~ではないとコメントかぁ~……」
イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ふ~みゅ……デタラメとはいわないトコをかんがえると……かわるカノ~セ~はあるけど、だいたいそんなかんじテキなイミなのかなぁ?」
「このソ~スはまえにポケモンでフェイクじょ~ほ~ながしてるから、そんなにシンヨ~はたかくないんだよねぇ~……リ~クされたとゆ~ガゾ~もなんかXバコっぽいんだよねぇ~。パソコンコントロ~ラ~っぽいやつにそとづけHDDみたいなプレステ5――イブキさんてきにはあのVジカットのアレでもいいけどなぁ~……けっきょくはソフトだし」
「ね~ね~月夜はど~おもう?」
「えっ! ウチにきくの?」
ど~でもよさそうな表情でそう言う月夜だった。
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