お~えス。

 いつものバス停にて――


「あずきなこ わらびもち福フラペチ~ノ?」

 月夜がコ~ヒ~ショップの新商品情報を見ていた。


「なんか……和菓子ぜんぶブチ込みましたみたいな飲み物ね~。温かいラテとフラペチ~ノの二種類がある。おいし~のかしら? たいてい一回飲んで「……うん。こんなモノかな」って確認して翌日はいつもと同じ品に戻るってパタ~ンだケド、ケ~キやタルトはおいしかったわね」

 月夜はイブキの買ったケ~キを一口頂戴といって一口で完食した時のことを思い出しながら、


「あれはおいしかったわ」

 そんな事をいう月夜の隣では、


「ロシアのダイト〜リョ〜がつかってるパソコンのオ〜エスがわだい?」

 イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「それはロシアのダイト〜リョ〜フがハッピョ〜したガゾ〜のなかに――モスクワのショサイでビデオかいぎをサツエ〜したばめんにうつりこんだエキショ〜モニタ〜にXPとおもわれるタスクバ〜がかくにんされた――XPっ⁉︎」

 記事を読みながら驚きの声をあげる。


「2014ネンにサポ〜トおわってんのに……」


「終わってるだけ使えないワケじゃないんでしょ?」


「そ〜だけど、セキュリティ〜がばがばだよぉ〜。ジョ〜ホ〜ぬかれまくりだよぉ〜」


「大統領がそれじゃマズいわよね?」


「ぎゃくくるならこいてきなやつかも? なにひとつキミツなんってない、ハッキング……ふっ、くるならきてみろ――みたいな」


「おそロシアね」


「そ〜だね」

 そんな事を言う二人だった。

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