かいがいじょ〜セ〜。

いつものバス停にて――


「プレステの×ボタンがクロスなのかエックスなのかのロンソ〜にシュ〜ケツっ⁉︎」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「そなんだぁ〜……ニホンではコ〜シキ、ユ〜ザ〜ともにバツボタンでト〜イツされてるからなじみないよねぇ〜」


「かいがいユ〜ザ〜のあいだではエックスかクロスかではげし〜ロンソ〜がされ、ホンタイでたたきあったり、コントロ〜ラ〜をヌンチャクのよ〜にシヨ〜してリアルファイトにハッテンするコトもある……なかよくしよぉ〜よ」

記事を読みながら、呆れ顔で洩らす。


「ユ〜ザ〜のせいりょくはエックスが80パ〜セント、クロスが8パ〜セントとアット〜てきにエックスはがお〜かったのだが、イギリスのコ〜シキが「ボタンのメ〜ショ〜はトライアングル、サ〜クル、スクエア、そしてクロス」とメ〜ゲン。まさかのショ〜ス〜はがかってしまうジタイにっ⁉︎」


「こ、これは……センソ〜になっちゃうよぉ〜……」

イブキが本体を鎧代わりにVRを兜代わりにコントロ〜ラ〜で殴り合う様をイメ〜ジする。


「エックスははコ〜シキをも〜コ〜ギ。リョ〜シャのタイリツはゲキカのイットかぁ〜……」

記事を読み終えたイブキは、


「ニホンはへ〜わだね。月夜」

隣で肉まんを食べている月夜にそう言うのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る