あんたっちゃぶル。
いつものバス停にて――
「ピザ屋の月見ピザがすごいと話題?」
月夜がグルメアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「なにがすごいのかしら〜? すっごい月見――なんなら月にそっくりなピザとかかしら?」
首を傾げながら、そんな事をいい続きを読み進める。
「プルとろ月見ピザ……」
商品画像を読み込まれる。
「タマゴは生なのね〜……すっごいいっぱいはいってるよ〜に見えるケド、生タマゴをそのままのっけたピザか〜……一回食べてみないとね〜」
月夜がそんな風に言っている隣では、
「ニホンのオトコのヒトをタイショ〜にしたチョ〜サでPSVRはド〜ガしちょ〜によくつかわれ、いっかいあたりのジカンはみじかく、いちにちにフクス〜かいシヨ〜されている」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ヘェ〜……そんなかんじにつかわれてんだぁ〜……ド〜ガをみる……なにみてんだろぉ〜? みじかいってコトはエ〜ガやアニメじゃないんだよねぇ〜?」
記事を読みつつ疑問符を浮かべる。
「ゲ〜ムど〜がもあんましみじかくないしなぁ〜……」
「なんで、そんな事気になんのよ?」
「これがわかればオトコのヒト――とくにゲ〜ムをやるヒトのシコ〜がわかるでしょ?」
「それを分析して彼氏を作るきっかけを探す?」
「そそ。でも、なんだろぉ〜? みじかいド〜ガでいちにち2〜4かい……ふ〜みゅ……」
「あ〜……。た、たぶん……」
月夜は少し顔を赤くしながら、
「なになに? いったいなにみてんのぉ〜?」
「わからないなら、そのまま知らない方がいいわよ。男性も触れてほしくないだろ〜し」
そういって詳しい事を避ける月夜だった。
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