れんたル。

いつものバス停にて――


「ほ〜ほ〜ライトのハンバイは9ガツ20カかぁ〜」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ケ〜タイとっかしよ〜だからシンキ〜にゅ〜はすくないかなぁ〜? Switchもってるヒトでケ〜タイモ〜ドにしてるヒトがお〜いヒトがうのかなぁ〜? どっちにしても3DSのコ〜ケ〜コレになるのかなぁ〜?」

数々の疑問符を浮かべながら、続きを読み進める。


「またSwitchじたいのコ〜セ〜ノ〜ばんのカイハツもすすんでいるとウワサされるっ⁉︎ おっ! ス〜パ〜Switchくるのかっ⁉︎」

イブキがそんな記事を読んでいる隣では、


「あの犬型ロボが一週間一万五〇〇〇円でレンタルっ⁉︎」

月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ロボットは購入前にレンタルで自分に合うか試した方がいいって聞いた事あるし……」

初代と違いメカメカしいデザインよりもアニメ調になったロボット犬の画像を見ながら、


「一週間で一万五〇〇〇円、三ヶ月で八万九〇〇〇円……購入は三一万円か〜……」

月夜の頭の中では牛丼換算になっている。


「一週間で牛丼四〇杯……」

牛丼四〇杯と自分を見上げる可愛いロボット犬の間でウロウロする月夜。


「イッ〜シュ〜カンもいらないよ。ど〜せアイボににげられるんだモン。たぶん5ふんでいいとおも〜よぉ」

その言葉dw牛丼のほうへ走っていく月夜だった。

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