かズ。

いつものバス停にて――


「カプコンがSHINSEKAIをショ〜ヒョ〜と〜ろくっ⁉︎」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「こんなタイトルのシリ〜ズないし……も、もしかしてシンサクっ⁉︎ アイスボ〜ンもひかえてんのに、まさかのシンサクをぶっこんでくるのかっ⁉︎」

驚きながら続きを読み進める。


「カンケ〜しゃはジョ〜ホ〜こ〜かいされていないシンサクのカノ〜セ〜があるとはなしている……う〜みゅ……そ〜なんだぁ〜」

イブキがそんな不確定情報に踊っている隣では、


「そ、そんな……最新の研究ではそ〜だったんだっ⁉︎」

月夜がグルメ系アプリの中にある記事を読んでいた。


「一日三食はむしろ身体に悪いっ! そ〜いえばウチも足りないって感じてたのよねっ‼︎」


「一日五食ぐらいが適正じゃないかしら?」

そんなゴム人間のような事を言う。


「朝食、朝牛丼、昼食、昼牛鍋、夕食、夜牛丼……こん感じよね〜」

なぜか一回増えてる事気づかず、そういう月夜。


「ん〜……このキジってイチニチさんしょくはイチョ〜にフタンかかるから、もっとへらそ〜ってかいてあるよ」

横から月夜のスマホ画面を見て、そう言うイブキの声を無視する月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る