おフランす。

いつものバス停にて――


「ユ〜チュ〜バ〜が人気のラ〜メンチェ〜ン店でチャ〜シュ〜を一〇〇枚トッピング?」

月夜がグルメ系アプリの名前にあった、そんな記事を読んでいた。


「肉肉ラ〜メンじゃないっ! ウチもこ〜ゆ〜のやりたいな〜」

そんな事を言いながら、記事続きを読み進める。


「出てきた物は今にも溢れんばかりのチャ〜シュ〜が盛られたラ〜メン……チャ〜シュ〜のアブラで味が変わってしまうと予想していたが、ス〜プはいい感じにチャ〜シュ〜はス〜プを吸ってこっちも良い感じの味へと変わった……いいな〜……ウチもやってみたいな〜一〇〇……いやいや。一〇〇〇枚やって動画とったら元取れるかしら? そしたら今度は二〇〇〇枚に……」

月夜がそんな皮算用している隣では、


「フランスのグンタイがウチュ〜じんとのセンソ〜をソ〜テ〜してSFさっかをやとったっ⁉︎」

イブキがそんな記事を読んでいた。


「さ、さすがおフランス……すすでるなぁ〜……ミライにいきてるよっ! コクボ〜イノべ〜ションちょ〜……クニをまもるのとイノベ〜ションあわせちゃうのかぁ〜」

そんな独自の褒め言葉を口にしながら、


「シゴトないよ〜はウチュ〜じんのシンリャクから、なぞのシュ〜ダンとのセント〜など、エラいヒトがソ〜ゾ〜もできないよ〜なコンランのシナリオをイメ〜ジする……なるなる。メカトランプ18ご〜とかのセント〜をイメ〜ジするのかぁ〜……」

イブキは派手なス〜ツに金髪を振り乱し、ハンバ〜ガ〜のようなモノを齧りながら進撃する巨大大統領をイメ〜ジする。


「ふふん♪ イブキさんもいけるじゃん。フランスのコクボ〜イノベ〜ションちょ〜からオファ〜きたらど〜しよ」


「……ほかにはぁ〜」

思案顔で月夜を見る。


「すっごい、そこなしにたべるモンスタ〜がやってきてショクリョ〜ききになるっ!」


「それってウチの事?」

イブキの視線に気づいた月夜がそう聞いてくるのだった。

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