まっプ。

いつものバス停にて――


「ウナギ屋さんが監修したウナ丼が牛丼チェ〜ンにっ⁉︎」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「今まででなっかったのね〜……他のチェ〜ンはやってるからテッキリあると思ってた。ステ〜キハウスとかもやりはじめて、ウチの中では割と評価高いのよね〜」

そんな事を言いながら続きを読み進める。


「ウナギも一回食べてみないとね。」

月夜がそんな事を言っている隣では、


「げんざいちからイチバンちかいトイレをおしえてくれるアプリ?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「これジミにい〜かもっ!」

そんな感想を洩らしつつ、


「しかも、マップじょ〜のトイレマ〜クをタップするとヨ〜シキとかウォシュレットとかくわし〜スペックでるんだっ⁉︎ ユ〜ザ〜かんのジョ〜ホ〜きょ〜ゆ〜とかもできるし、なかなかよさそ〜」


「問題は入れるかよね〜……」

月夜がコミケ会場を思い浮かべながら、


「そこにあるのに長蛇の列とか……」


「そっか〜……このアプリにヒツヨ〜なのは、あとコンザツじょ〜ほ〜だね!」


「むしろ、アプリでトイレ持ってきてくれるみたいなやつはないのかしら?」


「アプリでげんざいちセッテ〜してよびだすの?」


「そうそう。その後はドロ〜ンがやってきて……」


「ク〜チュ〜と〜か?」


「そそ。ぜったい流行るわっ!」


「たしかにトイレいきたいトキはそんなコトかんがえるよね〜……でも、ぜったいできないよね! そのサ〜ビス」

トイレが降ってくる様をイメ〜ジしながら、そういうイブキだった。

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