うシ。

いつものバス停にて――


「まぼろしのソフトクリ〜ムかぁ〜……」

イブキがスィ〜ツ情報を扱った記事を読みながら、


「ただレアかんあってもおいし〜とはかぎんないんだよねぇ〜」

そう言ってから続きを読み進める。


「リコピンをいっぱいとれる、トマトソフトクリ〜ム? う〜みゅ……なんか……あんまりアマくなさそ〜……メロンソフトとかだったらすっごくおいしそ〜なのに……」


「あとソフトクリ〜トとトマトってカノ〜セ〜もあんだよねぇ〜……」

そう言いながら、表示された画像を見て、


「あとあじにスッキリとしたトマトのサンミをかんじる、アマさひかえめのソフトクリ〜ム……アマさひかえめのソフトってのがイメ〜ジできないないなぁ〜……」

イブキ紅いソフトクリ〜ムの画像を見ながら、そんな事を言っている隣では、


「岐阜県で牛が消えるっ⁉︎」

月夜が動物系のニュ〜スの中にあった、そんな怪事件記事を読んでいた。


「……月夜。たべちゃったのならスナオにあやまったほ〜いいよ」

パドックで『モ〜モ〜』いってる牛を一飲みする月夜の姿をイメ〜ジしながら、


「そんな事できるワケないでしょ!」

イブキの頭の中がみえてるかのように抗議する。


「だいたい、いなくなったのは乳牛で食肉用じゃないのよ! もしやるなら食肉用狙うわよっ!」

他の人にとっては割とどうでもいい事を力説する。


「ふむふみゅ……。6ガツの28ニチにいなくなって、7ガツにもどってきた……もどってきたんだっ!」


「そ〜みたいね。ちょっと痩せて戻ってきたって書いてあるわね〜」


「きっと、そとでこわいメにあったんだよぉ〜……月夜にソ〜グ〜したとか、月夜においかけられたとか……月夜にかじられたとか……」

ナイフとフォ〜クをもった月夜が涙目の牛さんを追い回してる姿イメ〜ジする。


「だから乳牛は食べないわよっ!」

ちょっとズレた抗議をする月夜だった。

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