あいぱク。

いつものバス停にて――


「タピオカ流行ってるわね〜」

月夜が肉中心のバイキングレストランの新メニュ〜を見ながら、


「そのうちステ〜キのうえの乗っけたりしないわよね?」

タピオカミルクティ〜の画像を見ながらそんな声を洩らす。


「別に嫌いじゃないケド……もっと肉と絡めてほし〜わよね〜牛丼のタピオカとか……」

牛丼のうえの『デンっ!』とのっかった違和感まるだしのイメ〜ジをしながら、


「これは……これでアリかも?」

月夜が禁断のメニュ〜を考えている隣では、


「ニホンさいだいきゅ〜のアイスクリ〜ムイベントっ⁉︎」

イブキがそんなイベント告知の情報を見ていた。


「2016ネンから3ぶりとなるカイサイ……ふむふみゅ……そんなコトやってたんだっ!」


「カイジョ〜ではアイスマニアきょ〜かいがゲンセンした100シュルイいじょ〜のアイスがシュ〜ケツっ! そんなダンタイあんだっ⁉︎」


「さらにカイジョ〜ではあのハ〜ゲンのゲンテ〜アイスがっ! これはいいなぁ〜……ただ、ばしょがフクオカかぁ〜……イブキさんちのとなりだったらいったんだけどなぁ〜」

残念そうにそう言う。


「牛丼イベントならそこが月でもウチは行くケドねっ!」

瞳に炎を宿してそういう月夜だった。

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