ゆ〜えふオ〜。
いつものバス停にて――
「へぇ〜……新メニュ〜はカレ〜うどん……かつ丼屋なのに」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ん? カレ〜うどん……かつ丼? カレ〜うどんとカツ丼なのかしら?」
かつ丼チェ〜ンの新メニュ〜に首を傾げる。
「カレ〜うどんとカツ丼混ぜちゃったのっ⁉︎」
読み込まれた画像を見るなり、そんな声をあげる。
「炭水化物×炭水化物のボリュ〜ム丼……」
カレ〜うどんとカツ丼が見事に混ざった丼物を見ながら、そんな声を洩らす。
「はっ! もし牛丼×牛丼がでたらっ!」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「アメリカさんのニシかいがんでとつじょ130キロしほ〜きょだいヒコ〜ぶったいがサンディエゴをめざしてとんでいるとレ〜ダ〜いんホ〜コクっ! いちじエイリアンしゅ〜らいとわだいにっ! そっか〜……ついにきたかぁ〜……でもゲキタイしたんだろねぇ〜アメリカさんだもん」
テクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「それでど〜なったのかなぁ〜? きょだいヒコ〜ぶったいとおもわれたモノはテントウムシのむれだったっ! そんなんもうつるんだっ⁉︎ にくがんでみるとくろいちいさなシュ〜ゴ〜たいがうごめくさまがカクニンされたかぁ〜……ムシぎらいなヒトにはつらいねぇ〜」
「てんとう虫ならそんなに嫌いな人いないんじゃない?」
「……月夜。テントウムシはドクあるからたべちゃダメだよ」
「そういう好みじゃないわよっ!」
そう言い返す月夜だった。
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