うちゅ〜へ。
いつものバス停にて――
「五月一五日から七月七日までピザが大幅に値引きっ⁉︎」
月夜がピザチェ〜ンの創業祭に合わせた値引きイベントの告知を見ながら、
「いいわねっ! なんかこの季節は暑くなってくるからアッサリ物が多いのよね〜……ネギとか塩とかレモンとか……違うのよっ! 唐揚げとかドッカリ! ニンニクもりもりっ‼︎ 肉は山盛りっ!!! こ〜ゆ〜季節だからこそ胃に喝をっ! そ〜めん、冷麦甘えるなっ! 肉ニクNIKUよっ!」
月夜がそんな肉教の教えを叫んでいる隣では、
「ガン○ムとシャ○ザクがウチュ〜へっ⁉︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ト〜キョ〜オリンピックのオ〜エンきかく。JAXAのゼンメンキョ〜リョクのもとホント〜のウチュ〜にガン○ムっ! おぉ! す、すごい……」
イブキの頭の中でお台場にある実物大がロケットに括り付けられ打ち上げられる様をイメ〜ジする。
「アット〜てきではないか……レ〜ワからとばしてるねっ!」
「そこにプラモデルって書いてあるじゃない」
「そっか! プラモにしてゲンサクにでてきたタイケントツニュ〜シ〜ンやんだっ!」
「そこにそれも技術的に無理って書いてあるわよ」
イブキの妄想ロマンを悉く打ち砕いていく月夜だった。
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