のっとリ。

いつものバス停にて――


「クルマのウンテンチュ〜にスマホをみていいジョ〜ケンがホ〜リツか?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ジョ〜ケンはレベル3いじょ〜のジド〜ウンテンシャにのってるコト……レベル3ってなんだろぉ〜? ヒャドつかえるレベルかな??」

イブキは車がヘッドライトの辺りから氷塊をだしてる様をイメ〜ジしながら、


「このキジュンはアメリカのジド〜ウンテンきょ〜かいがさだめたキジュン。レベル0がかんぜんヒトがソ〜サするやつでレベル1になるとブレ〜キアシストやACCなどのウンテンしえんギジュツ、レベル2でレ〜ンアシストなどのギジュツかぁ〜……そっか、そっかカンゼンにリカイしたからも〜いいや……トンスフォ〜マ〜はカンケ〜ないのかぁ〜……」

イブキが残念そうにそう洩らす隣では、


「かつてネットの大型掲示板でニ〜ト達が村を乗っ取ろうと画策した事があるっ⁉︎」

月夜がそんな記事を読んでいた。


「そんな事してたのね。働けばいいのに……」


「人口少ないところを狙ってニ~ト集団がおしかけ村人口の多数を奪い取ってニ~トパラダイスを作る……働けばいいのに……」


「でも月夜。おなじコトをギュ~ドンずきでやればギュ~ドンキングダムつくれるかもよ?」


「なに言ってんのよ」

 イブキの軽口に真面目な表情で答える月夜。


「そんな事しなくても日本の九割は牛丼好きなんだから、もはや日本=牛丼王国といってもいいわよ」


「そなのっ!?」

 いつの間にか牛丼王国に乗っ取られてた事に驚くイブキだった。

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