うどン。

いつものバス停にて――


「よこスクシュ〜のグレイランサ〜6ガツ6ニチにハンバイかぁ〜……」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「メ〜サクだよね〜……よこスクシュ〜は16Bitジダイにバッチリハマったジャンルだよね! いまのハイスペックなハ〜ドきの〜だともてあまして、よこどころかゼンホ〜イシュ〜ティングとかになってよっちゃうモン。16Bitジダイにあわせるとてぬきとかいわれちゃうし〜……う〜みゅ……」

イブキがそんな風にシュ〜ティングゲ〜ムの未来を憂いている隣では、


「好きなウドンランキングか〜」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんなアンケ〜ト記事を読んでいた。


「一八〜三五歳の女性が対象……カレ〜うどんかな〜……絶対、汁はねてるケドいつか絶対パ〜フェクト跳ね無し完食してやるわっ!」


「イブキさんはトロロとかはいってるやつ」


「山かけうどんになるのかしら? 六位にはいってるわよ」


「う〜みゅ……いがいとゼンセン? してる」


「ウチのカレ〜は四位か〜」


「まあ、そのかんじならイッチバンはキツネとかかけテ〜バンのがくるのかなぁ〜?」


「かけうどんは七位でかなり低いわね。キツネも三位で――一位は肉うどんっ⁉︎ そ〜よね。やっぱし肉よね〜」


「それホントにオンナのヒトにきいたやつ?」

月夜女子の増加を憂うイブキだった。

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