はじまル。

いつものバス停にて――


「キョ〜からレ〜ワかぁ〜……」

イブキがメタルスライ○のようなマンボウの稚魚の壁紙をもつスマホカレンダ〜を見ながら、


「とくに変化ないわね。当たり前だケド」

こちらはムキムキの犬が右フックをしている壁紙をもつスマホでカレンダ〜の表示をみていた。


「う〜みゅ……なんか……もっと、こ〜かわったぞぉぉ! みたいかんじになってほし〜よね?」


「例えば?」


「そらにモジうかんで『へ〜せ〜のヨはおわった。これからはレ〜ワがはじまる……』みたいな」


「ゲ〜ムのオ〜プニングじゃない! ウチはサプライズ的なイベントがほしいわね〜……」


「たとえば?」


「そ〜ね……令和を祝して全国の牛丼屋で初日だけ食べ放題実食とかっ!」


「月夜のイド〜はんいないにあるミセぜんめつしちゃう……」


「でも『レ〜ワはっじまるよぉ〜』ぐらいはソラにかいてほし〜よね? ショ〜ヒゼ〜あげてもい〜から」


「アンタどんだけ空に文字書きたいのよ。そんな事で上げられたら他の人が迷惑よっ! それにど~せ税金使うなら牛丼に使った方がいいわよ。牛丼を補助金で無料にすれば生活保護もなくなるし、お米は野菜に肉という完全栄養食の牛丼を主食にする事で健康が保たれ医療費も減る! まさに新しい時代に相応しいっ!!」


「レ~ワがギュ~ドンのジダイになっちゃう……」


「望むトコだわっ!!」

 そういって牛丼愛を爆発させる月夜だった。

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