ぶらっくほ~ル。

 いつものバス停にて――


「羽田空港には変わった自販機がいっぱい設置されている?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「へぇ~……そ~なんだ~。イノシシ牛丼とかあるのかな? イノシシ丼になるのかな? 猪丼かな?」

 そんな事をいいながら続きを読み進める。


「岡山県総社市の小学校や消防署のカレ~? 小学校の名前と特徴がかいてるケド、岡山と縁もゆかりもないウチには全くわかんないわね~……その場で食べられるならともかくレトルトパックって事は持ち帰って家で感じよね? 空港ではあんまり荷物ふやしたくないと思うんだケド……第二タ~ミナルの出発ロビ~にある、まあ行く機会があったら見てみようかしら?」

 いまだ飛行機にも乗った事のない空港とは全く縁がない月夜がそんな事を言っている隣では、


「ブラックホ~ルのサツエ~にセ~コ~っ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ケンキュ~チ~ムは10ニチにセ~カをハッピョ~した。いてざとオトメざのM87にあるブラックホ~ルをカンソクして――M87っ!? ウルトラのホシっ!!」

 なぜかそんなトコロに食いつくイブキ。


「そのふたつをカンソクしてデ~タをゴ~セ~し、ガゾ~かしたかぁ~……イメ~ジなんだね~。まあヒカリもなんもすいこんじゃってみえないからイメ~ジかするしかないからシカタないんだけど……」

 そういって出てきた画像を見る。


「ふ~ん……こんなんなのかぁ~」

 イブキは黒い穴に周辺が赤くになった物や赤いウズマキ状のものが青いガスを吸い込んでいるイメ~ジ画像を見ながら、


「きっと月夜のおなかのなかにもあるんだろ~なぁ~」


「ウチのお腹は宇宙の神秘なの?」

 イブキのつぶやきを聞き留めたブラックホ~ル胃袋をもつ月夜だった。

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