いいネ。

いつものバス停にて――


「そっか〜……昨日からハンバ〜ガ〜のパティ増しを昼からできるのね〜」

月夜がグルメ系アプリの中場あった、そんな記事を読んでいた。


「一週間の期間限定とは言わずにず〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとやってほし〜わね」

通常なら二枚いりのところを四枚に増量されたハンバ〜ガ〜を思い出しながら。


「夜はウチ的には牛丼なのよね〜……ハンバ〜ガ〜は下校時のおやつ的な感じで食べたいわね〜」

とても、ちょい食べとは思えないデッカいハンバ〜ガ〜をイメ〜ジしながら、そんな事を言っている月夜の隣では、


「ド〜ガやガゾ〜をSNSにト〜コ〜して『いいね』がつくと1いいね=1エンになるっ⁉︎」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「500いいね――500エンごとにカンキンできるシステムへぇ〜……じゃ、100マンいいねとかいっちゃたら……」

なぜか指折り計算をし始めるイブキ。


「単純に一〇〇万円でしょ」

月夜が冷静に口を挟んでくる。


「そっか、そっか。じゃあ――」

イブキがなにかを思いついた表情で、


「ニホンのみんながイブキさんにいいねしたらイチオクエンっ⁉︎」


「アンタ国民的アイドルにでもなるつもり?」

イブキの無謀な挑戦を呆れ顔でそういう月夜だった。

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