かがワ。

 いつものバス停にて――


「VRデバイスとレンド~してニオイをハッセ~させるデバイス。う~みゅ……はやくでないかな~? VRデバイスじたいまだまだコ~カだしやすくなって、いろいろなキノ~がついたオプションがでるかんじになっていけばフキュ~しそ~だけど……いまのかんじだとキノ~かくちょ~だけセンコ~してるから、たぶんフキュ~しないよね~」


「ニオイをハッセ~もイブキさんてきにはキョ~ミあるけど、カ~トリッジこ~かんをイチネンにいっかいぐらいのテマにして5000エンぐらいでハンバイしないとフキュ~しないだろ~なぁ~」

 イブキが最新のガジェット記事を読みながら、そんな事を言っている隣では


「ウドン県の自体? 香川では「うどん三食行けますか?」と聞かれた時に答えを間違えてるとうどん漬けになる? なにかしらコレ??」

 月夜が首を傾げながら、そんな記事を読んでいた。


「香川で三食うどんとは――朝昼晩のことではなく。昼にうどん屋三件行きますよって意味になり、答えを誤ると滞在中にうどん漬けにされてしまう……そ~なんだっ!?」

 驚きながら続きを読み進める。


「今朝、香川県で丼片手にウドンを食べながら登校するJKがいた……これはさすがにウソっぽいわね~」


「月夜もこのまえギュ~ドンかたてにおなじコトしてたよ」

 うどんを牛丼に置き換えるとだいたいやってる月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る