ぴんク。

いつものバス停にて――


「ワイルドすたみな焼きすき丼っ⁉︎」

月夜がコッテリ系肉盛り丼屋で有名なお店の新メニュ〜を見ながら、


「スキヤキの具がはいってて一番うえに卵黄がのってるって事は掻き混ぜて食べる系かな?」

山盛りになった丼画像を見ながら、


「ニンニクをきかせた特製ダレに茶碗三杯ぶんのご飯、バラ肉と椎茸に白滝、長ネギ、水菜と豆腐をいれた重量八〇〇グラムの丼っ! いいわね‼︎」

瞳を肉にしながら、そんな事をいう月夜の隣では、


「ひなまつりのヒにピンクのモノをもっていくとアイスがムリョ〜っ!」

イブキがアイスチェ〜ン店のそんなイベントを見ていた。


「でもピンクのモノってなんかあるかな〜?」

イブキは自分の部屋にあるむさいオッサンのフィギアやロボット、黒と銀を基調としたモデルガンの数々を思い起こす。


「ない! イブキさんのおへやにピンクないかもっ⁉︎」


「ピンクのしおりはゲ〜ムデ〜タだし……」

サウンドノベルのセ〜ブデ〜タ画面を思い出しながら、


「ね〜ね〜月夜はなんかない? ピンクのモノ」


「ピンク? う〜ん……」

しばらく思案した後、


「ピンクの牛丼はちょっとないわね〜」


「いや。ギュ〜ドンのはなしはしてない」

部屋に帰ってストライクル〜ジュを思い出すイブキだった。

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