けつだン。
いつものバス停にて――
「エ〜スコンバット7にでてくるカソ〜のキタイがプラモかっ⁉︎」
イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「あのキシュはバイパ〜2っぽいのとエンジンぶぶんはラプタ〜っぽいのとツバサはよくわかんないワイバ〜ンとストライクワイバ〜ンかぁ〜……しかにレ〜ルガンのア〜クライトついてくんだ〜……ケッコ〜ほしいかも……」
イブキは大空を飛ぶ飛行機の画像を見ながら、
「でも、イブキさんどっかってゆ〜とレ〜べんにがスキなんだよね〜……あのウチュ〜とんでそ〜なカタチがスキ……どっちもかっちゃお〜かなぁ〜?」
イブキがそんな風にホビ〜メ〜カ〜罠にかかりそうなっている隣では、
「人生の決断を代わりにしてくれる人を募集? なにかしらコレ?」
月夜がそんな記事を読んでいた。
「昨年あまりにも酷い一年を過ごしたために自分の人生を別の誰かにコントロ〜ルしてほし〜と希望している……謝礼は二〇〇〇ポンド……ポンドね〜……」
月夜は簡単に現在の円の価値に直す。
「二八万円か〜頻繁にメ〜ルの返事をするだけでいいなら結構いいお仕事?」
「でも、すっごいち〜さいコトもきいてきたらメンド〜じゃない?」
「う〜ん〜……確かに三分ごととかにきたらイヤかも?」
「それに月夜にジンセ〜あずけたらカラダこわれるよ〜あさひるよるよギュ〜ドンだモン」
「失礼ね」
月夜は心外とでもいわんばかりに、
「寝起きとおやつと寝る前牛もあるから一日五回よっ!」
「フツ〜のヒトなら3カもつかな〜?」
呆れながらそういうイブキだった。
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