みきわメ。
いつものバス停にて――
「バイキングとビッフュッフェの違い?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「なにかしら? バイキングは昭和の人、ビュフェッフェは平成かしら? 時代によって違うみたいな感じ??」
首を傾げながら、そんな事をいう。
「お店に尋ねると、どちらも定額制、食べ放題、時間無制限と違いわない……どれもウチの好きな字があるわね〜」
「有名なシェフに聞いてみると、バイキングは和製英語でそんな言葉は日本にしかない。へぇ〜……そうなんだ〜。ビュフェッフェはフランス語で立食スタイルを意味している、食べほ〜だいじゃないんだっ⁉︎」
月夜がそんな事に驚いてる隣では、
「イザカヤでミ〜セ〜ネンかど〜かをカオニンショ〜でAIがはんだんするギジュツをジッケンしてた」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「へェ〜……そんなコトしてたんだぁ〜。ジッケンけっかは――90パ〜セントいじょ〜っ! これはかなりのテキチュ〜りつだよねっ‼︎」
「でもアンタが二十歳になっても未成年だと判断されると思うわよ」
「ふふん♪ イブキさんはね〜こっからキュ〜セ〜チョ〜するからへ〜キだモン!」
そういって背や肩幅、胸が急に成長――もはや巨大化といってもいいよ〜な〜姿をイメ〜ジする。
「こんなかんじになるとおも〜よ」
アメコミヒロインの画像をスマホに写して、
「アンタはこ〜なるのには脳移植か改造手術しかないと思う」
画像を見ながら、そういう月夜だった。
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