じはんキ。

いつものバス停にて――


「14と15がコラボ?」

イブキがゲ〜ム系アプリの中にあった、そんな開発情報を読んでいた。


「ノクトお〜じがプレイヤ〜とキョ〜ト〜してるシ〜ンや15でのってるクルマ――レガリアがマウントとしてと〜じょ〜かぁ〜……レガリアははつの4ニンのりマウントとなる〜……ふ〜みゅ……さいきんイチバンもりあがったパッチがマ〜ジャンできるミニゲ〜ムだし、ここはがんばってほし〜トコだよね〜」

そう言い開発陣にエ〜ルを送るイブキの隣では、


「スマホを充電できる自販機?」

月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「自販機の側面にUSBポ〜トをつけた自販機……バッテリ〜きれそ〜な時は助かるケド、需要あるのかしら?」


「ジュ〜スいっぽんで1ぷんとかじゃないの?」

イブキもそういって口を挟んでくる。


「ん〜……買わなくても五分はつかえるって」


「へェ〜……たしかにもしものときはたすかるかも?」

イブキも首を傾げながらそういう。


「でもポ〜トだけってコトはケ〜ブルもってないとできないみたい」


「それをならムセンジュ〜デンのほ〜がたすかるかも? ジュ〜デンおそいから5フンじゃまったくたしになんないかもしんないけど……」


「う〜ん……でも、ビックサイトの自販機は全部これにしてほしいかな〜」

ものすっごい人口密度の中でスマホ画面がブラックアウトしたときの絶望感を思い出しながら、そういう月夜だった。

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