ら〜めン。

いつものバス停にて――


「エアコンをレイボ〜にするとアオイホノ〜のひかりがでる?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ダンボ〜にするとじょじょにあったかそ〜なオレンジいろにかわっていく……シカクこ〜かをもたせたク〜チョ〜かぁ〜……CGデザイナ〜がグ〜グルホ〜ムとくみあわせてつくった。けっこ〜おもしろいけど、ねるときジャマになりそ〜だよね」

エアコンの空気吹き出し口から出る光の画像を見ながら、そんな事をいっている隣では、


「チョコレ〜トら〜めん?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「前に有名店からそんなモノでたわね〜……」

月夜がラ〜メンの有名店とチョコメ〜カ〜がコラボした品を思い出す。


「今度はラ〜メンチェ〜ン店でだすんだ」

そんな事をいいながら出てきた画像を見る。


「チョコをちょっこ足したらこんなに美味しくなりました……画像では味噌汁みたいな色でちょっと、どころかガッチリいれたっぽく見えるケド……」

真っ黒なス〜プのうえに浮かぶ麺や具の画像を見ながら、


「有名店のほうはチョコと味噌べ〜スだったけど、こっちは醤油べ〜スなのね……二月一日からやってるみたいだし、一回食べてみよっかな」


「なんだかんだいいながら、ケッコ〜たべるよね〜」

イブキがそんな風に洩らすのだった。

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