げ〜むぼ〜いはんト。

いつものバス停にて――


「なんか、やたらチョコ系の商品紹介多いな〜っておもったらも〜すぐバレンタインか〜」

月夜が全く興味なさそうな声で、


「ふふん♪ イブキさんはもうすっかりセント〜じゅんびかんりょ〜だよっ!」


「アンタなにと戦う気?」


「それはもう、Switchのにあうステキでゲ〜ムのうまいオトコのヒトっ! ゲ〜ムボ〜イハントっ‼︎」


「でも、さいきんはイブキさんのリソ〜たかいかなって?」


「そうなの?」


「うん〜……ゲ〜ムのウデはおいといてゲ〜ムずきならいいや」


「それでいいんだっ⁉︎」


「そだてればいいかな〜って……まずはキワメしゅ〜かいさせてキョ〜コインボスノックでしょ、そのあとにセント〜キのっけてク〜カンニンシキの〜りょくのコ〜ジョ〜、せんちにおくって7キルするまでかえれまてんからのナンイドさいきょ〜のラク〜ンシティいってサヴァイバル」


「その強化メニュ〜でゲ〜ム嫌いなるんじゃない?」


「え〜! たのしんでやるからモンダイないよ」


「そうかしら?」


「まずはセ〜ソクチでまちかまえないとっ! ゲ〜ムすきなオトコのヒトがよくいるトコってどこだろ〜?」


「自宅じゃない?」

月夜がそんな身も蓋もない事を言うのだった。

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