にょたいカ。

 いつものバス停にて――


「コッペパンに挟んで合うものか~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんなアンケ~ト記事を読んでいた。


「マ~ガリンやチ~ズ、ツナなんかは定番よね~。他には魚肉ソ~セ~ジやクリ~ム? この辺りはちょっと好みがわかれる変化球かな? タマゴサラダは合いそ~だケド、ほかにはヤキソバかぁ~……これもいいわね。でも、ウチは牛丼挟んでみたいな~……」

 肉とキツネ色のタマネギがコッペパンに挟まれたコッペパン(牛丼)のイメ~ジを描いている月夜の隣では、


「ユ~シャオ~がニョタイか?」

 イブキがビキニア~マ~のようなものを纏った女の子のフィギア画像を見ていた。


「う~みゅ……あのあっつくるしいユ~シャロボをニョタイカさせるとはね~……「ヒカリになりなさい!」とかゆ~のかな? 「ドリルニ~」はあのコエだからいいきがすんだけどカワイイこえでいってもアリなのかな~?」

 ア~マ~が外され最低限のトコしか隠れていない最終キャストオフの画像を見ながら、


「あのあっつくるし~のがよかったのにオンナのコにしちゃってジュヨ~あんのかな?」

 そんな事を言っていると、


「アンタも女体化してくれたらいいのにね~」

 月夜がイブキの頭をポンポンしながら、そういうのだった。

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