せんシ。

いつものバス停にて――


「ダブルチ〜ズバ〜ガ〜とテリヤキのナンバ〜ワン決定戦? へぇ〜……年明け早々そんな事やんのね」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「――に、してもチ〜チ〜ダブチとかチ〜チ〜テリヤキとか混乱しそ〜」

チ〜ズが挟まれたハンバ〜ガ〜の画像を見ながら、


「ウチはどっちも食べるからいいか」

月夜がそんな事をいっている隣では、


「いままでありそ〜でなかったニホンをブタイにしたゾンビサバイバルゲ〜ム!」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「インディ〜ズゲ〜ムだけど、さいきんのはバカにできないデキなのあんだよね〜」

そんな事を洩らしながら商品紹介を読む。


「ゾンビやボ〜トとかしたヒトとたたかいながらたべものやのみものをさがしていきのこる……う〜みゅ……ニホンのボッカてきフ〜イキのなかでゾンビとかボ〜トがどこまでマッチするかだよね」


「シュジンコ〜はJK……レビュ〜でケッコ〜たたかれてるな〜。「なんでジョシコ〜セ〜にした」とか「こ〜ゆ〜のはゴリマッチョだろ」とか……」


「そんなのウチ等が一番強いからでしょ?」

バス停を檄のように振り回しながら月夜(呂布)がそういうのだった。

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