おやふラ。

 いつものバス停にて――


「チ~ズがビヨ~ンと伸びる『チ~ズフィンガ~』が美味しすぎると話題?」


 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。



「でも、こんな商品見たことないケド、どこに打ってるのかしら?」



「業務用ス~パ~で二〇〇グラム、一九八円――あぁ、一般のス~パ~とかにはないのか~……だから見た事なかったのね」


 記事を読み進めながら、そんな事をいう。



「でも、レンチンじゃなくって油で揚げるタイプの商品は手間かかんのよね~」


 調理法を見ながら、そん事を洩らす月夜の隣では、



「おややカゾクがキュ〜にヘヤにやってきたときパソコンやスマホがめんをケンゼンなモノにするガジェットっ⁉︎」


イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。



「そのなもMON=BAN。ドアのトコにセンサ〜をおいてだれかいるとスマホにケ〜コクがきて、ジョ〜キョ〜――ヨ〜ビやジカンタイをデ〜タかするっ! なんかムダにハイテクっ! さいごのトリデとしてドアにもセンサ〜をつけてシンニュ〜のけはいでソクザにきりかえる。まさにテッペキだね!」


「どこに売ってんの?」


「しはんはされてないとおもうよ」


聞き耳を立てていた月夜にそう返すイブキだった。

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