せんばツ。
いつものバス停にて――
「ゆきみダイフクのぜんしゅるいガイド?」
イブキが真っ白なアイス菓子をイメ〜ジしながら、
「もうアイスがおいし〜キセツだよね。としこしダイフクよ〜いしなきゃ。でも、そんなにシュルイあったかな〜?」
そんな事をいいながら、続きを読み進める。
「だいがくイモ? へェ〜……こんなんあるんだ〜。イモかんはすくないけど、シロップがいいかんじ」
「とりあえずほかのもみてみよ」
いまいちだったのか別の種類を見始める。
「なまチョコっ⁉︎ こんなんゼッタイおいし〜やつだよ! とりあえずキミはイチグンね」
優秀な新人を発見した監督のような感じで言うイブキ。
「モンブラン? イタリアのクリをしよ〜したあまいイッピン……うむ! このコはのびるよっ‼︎ イブキさんにはわかる! これはファ〜ム――じゃなかったレイト〜コにいれてじっくりそだてるヒツヨ〜あるね」
アイスを一体どのように育成するのか謎だが、
「クッキ〜&クリ〜ム……こ、これは……チョコとおなじケ〜ト〜だけど、クッキ〜のショッカンしだいではチョコをぬくカノ〜セ〜も……さきがたのしみなコだな〜」
まるで育成枠で取った選手をはじめて生で見たときのような感想を洩らす、
「う~みゅ……コトシのアイスはあついねっ!!」
「いや。アイスなんだから冷たいでしょ」
横から冷静なツッコミを入れる月夜だった。
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