しんでれラ。
いつものバス停にて――
「今度は通話アプリのバ〜コ〜ド決済で二割引きっ⁉︎ まだウチの五牛丼は続けられるのかな〜?」
月夜が月間七〇〇〇万人を超えるアクティブユ〜ザ〜を誇る、もはや国民的プラットフォ〜ムともいうべきアプリのサ〜ビスを見ながら、
「これからはスマホ決済の時代よね〜」
「でも、さいきんつかったおぼえのないセ〜キュ〜がきてるってニュ〜スになってるよ」
そう言いながら記事を見せてくるイブキ。
「へぇ〜……ウチも大丈夫かしら? なんか牛丼屋ばっかりから請求きてるケド……」
「なら、ダイジョブだね〜」
「――って、アンタのスマホ画面その記事じゃないんだケド」
詳細を知ろうとして、スマホ画面に顔を近づけてた月夜がそう指摘する。
「あっ! かえるのまちがちゃった」
「この記事って――っ⁉︎」
「twitterでおもしろエピソ〜ドってやつよんでたの」
「男子高校生達が電車に駆け込み乗車しようとして一人でが靴が脱げて遅れそうになってトコを他の男子が『あばよシンデレラ』とか『なにやってんだシンデレラ』って的確な事を言って見捨てたの面白かった?」
「なかなかおもしろいシュ〜ダンだよね〜」
「つまり靴が脱げた男子は総受けって事よね」
「いや。そんなはなしはしてないよ」
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