て~きけン。
いつものバス停にて――
「VRレ~シングゲ~ムのサイバ~フォ~ミュラかぁ~」
イブキが流線形のメカメカした車の画像を見ながら、
「Steamのゲ~ムでド~ジンだけど、メ~カ~のコ~ニンをえてセ~サクされたゲ~ムかぁ~……おっ! 12ガツ12ニチはんばい。も~でてんだ! VRゲ~ムってコトはのってるかんじになんのかな~?」
イブキが新しいゲ~ムの記事を読んでいる隣では、
「毎日焼肉が楽しめる『焼肉定期券』っ!?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「いいじゃない! 毎日、焼き肉ざんまい……」
なぜか回転寿司チェ~ンの社長がやるポ~ズをしながら、
「対象のコ~スは二つ『お腹いっぱい食べたい』と『美味しい希少部位少しづつ食べる』コ~ス……『美味しくて希少な部位をお腹いっぱい食べる』コ~スはないのかしら?」
月夜がそんな無茶な事をいう。
「一日一回ってのがね~……でも、そのおかげで合間に牛丼も楽しめるからいいケド……あとはお金よね~……」
「定期ね~……そっか! 通学用の定期をやめてこっちにして学校までは走れば――」
「月夜なにいってんの?」
暴走しそうとする月夜をやんわり止めるイブキだった、
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