きぶツ。

 いつものバス停にて――


「ふふふふ――あした、ついにあした」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スを見ながら、心底嬉しそうな表情をしている。


「ついにスマブラしんさくっ!?」

 昔のビジュアル系バンドのキメポ~ズのように胸を反らし、そんな事を言うイブキ。


「シュ~マツはず~っとテツヤかな~? あぁ~……でもキンヨ~にガッコ~でHPけずられるからネオチかな~……スマブラきゅ~じつできないかな~?」

 イブキがそんな無茶な事を言っている隣では、


「あのコンビニの名物がいつもでも? 『できたてからあげクンロボ』っ!?」

 月夜はテクノロジ~系ニュ~スの中にあったそんな記事を読んでいた。


「このロボはデジタル技術を駆使して、ベテランのコンビニ店員さんが作業する五分の一の調理時間で揚げたてができるマっシ~ンっ!! おぉ! 早くも来年のノ~ベル賞決定じゃないっ! 提供方法はコンビニコ~ヒ~の要領でレジにて材料を受け取った後、マっシ~ンへセット、揚げたての品がでてくる。試験的に一一日から品川区の店舗に設置、将来的には全店へと展開へ――う~ん……全店じゃなくってウチの家の隣にできないかしら? でも、それなら牛丼も作れるようにしてほし~かな~? いつ完成するのかしら? 牛丼製造マっシ~ン」


「そんなキブツぜったいできないとおもう」

 月夜が夢のマシ~ンを夢見ている隣でそう洩らすイブキだった。

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