こいツ――
いつものバス停にて――
「あのバケツラ~メンにマヨみそバタ~が登場ね~」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「バタ~風味を感じるポ~クベ~スのみそバタ~味のス~プにたっぷりのマヨネ~ズをいれる事で冬の定番である『みそばた~』の濃厚感を出すか~……ボリュ~ムはあのバケツだし十分よね! ポ~クベ~スのス~プって事はトンコツなのかしら?」
月夜の頭の中でブタが丼にいれられている場面をイメ~ジしながら、
「これは食べてみるしかないわね」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「スパロボのしんさくっ!?」
イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「しんきサンニュ~はカウボ~イビバップとラクエンツイホ~、わがセイシュンのアルカディアに――マジックないとレイア~ス? なかなかむかしのサクヒンがお~いSRWになりそ~……ん?」
下記の関連項目のところに何かを発見するイブキ。
「2020ネンにこんどはうごくじぶつだいガンダムをせっちする……うごくっ!?」
イブキの脳内で無意味だとけど華麗にトリプルアクセルを決めるガンダムの姿をイメ~ジする。
「いやいや、こんなうごきしないよね~……せいぜいアタマをふったり、ウデがちょっこジョ~ゲするぐらいだよね? 『ガショ~ン、ガショ~ン』ってあのオトをだしながらあるいたりはしないよね~……」
「でも、ぜったいそのすがたをみながら――『コイツうごくぞっ!?』っていうヒトいるよねっ!」
「アンタも言うでしょ?」
「いうねっ! みたらゼッタイいっちゃうっ!!」
自信満々にそう断言するイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます