む~ン。
いつものバス停にて――
「肉on肉&海鮮丼?」
月夜はグルメ系アプリの中にあった、カルビが敷き詰められた上にハンバ~グが『デンっ!』とのった丼物の画像を見ながら、
「いいじゃないっ! なんてステキな丼っ!!」
月夜はその画像に瞳を輝かせ、ヨダレ垂らす。
「どんぶりグランプリに出された一品なんだ~……牛丼でなかったのかな~? そっか! 牛丼は牛丼一本でやってんだっ! 牛丼コンテストとかありそうだよね~」
月夜がそんな架空のイベントを妄想している隣では、
「ジンコ~のツキをつくりだすっ!?」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「チュ~ゴクのあるトシでマチをあかるくするため、ガイト~じゃなくってツキをつくってウエからてらそ~といったケ~カクがシンコ~チュ~……フツ~にガイト~つくったほ~がはやいのにツキつくちゃうのかぁ~……」
夜空に浮かぶ煌々とした満月をイメ~ジしながら、
「うちあげられたジンコ~ツキはエネルギ~をつかうコトなくタイヨ~のヒカリをリヨ~して、ハンシャするコトによってひかる。ホンモノノのツキとおなじゲンリなんだね! でもそ~すると……」
イブキが深刻な表情をする。
「なんか問題でもあるの?」
横でみていた月夜がそう聞いてくる。
「う~みゅ……1700マンゼノをこえるとサイヤじんがオ~ザルになってしまう……」
「なんの心配をしてんの? アンタは」
呆れ顔でそう返す月夜だった。
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