こ~ホ~。
いつものバス停にて――
「お~! 今月の肉の日はすっごいな~!」
月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな声を洩らす。
「モスのバンズも肉の肉で肉を挟むバ~ガ~は毎月食べてるケド、とびきりハンバ~グサンドが新しくでんのか~……ロッテリアのバ~ガ~もいいわね~ダブルハッシュチ~ズバ~ガ~……ハッシュドポテトを挟んでパティ二枚づつの四枚っ! これはいいわね~」
月夜がギッシリとパティが挟まったバ~ガ~の画像を見てそんな事を言っている隣では、
「ライネンのナツにそなえよ~っ!?」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「なんだろ? ヘルメットにソ~フ~キがついたザクっぽいヘルメットはあったけど~……」
イブキが緑とか赤とか黒とかの様々なカラ~バリエ~ションをもつ巨大ロボを思い描きながら、続きを読み進める。
「エアコンないぞ~のヘルメトっ!?」
後頭部に機械装置と廃熱機構を備えたヘルメットの画像を見たイブキはそんな声をあげる。
「アタマを12~18℃にたもってくれるかぁ~……いいなぁ~コレほし~なぁ~。6マンエンちょっとかぁ~」
「そんな物買ってど~すんのよ?」
「これかぶってガッコ~いくの、ジュギョ~ちゅ~もコレかぶってたら、ねててもバレないし――」
「校門で没収されんじゃない?」
そう返す月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます