しょゆ~りツ。
いつものバス停にて――
「ふ~みゅ……タニタが――」
「バ~チャロンのツインスティックかいはつにふたたびチョ~センかぁ~……」
イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「クラウドファンディングではんにちもたたずにモクヒョ~キンガクと~たつ! さすがのニンキだねっ!! PS4よ~のツインスティックこんどこそカンセ~してほし~な~」
イブキが二本のスティックを華麗に操作する様を思い描きながら、
「しかも、しかも――」
イブキは輝いていた瞳をさらにキランキランにしながら、
「バ~チャロン3サクヒンがPS4にイショクもきまったし! これはツギもあるかな~? コラボじゃないインデックスじゃない。とあるバ~チャロンじゃないバ~チャロンあるかな~?」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「たこ焼き焼き機が自宅にあるかどうかを調べたアンケ~ト?」
月夜がそんなアンケ~ト記事を読んでいた。
「関西では八割のトコがもってんだっ!? つづいて九州で七割……すっごいわね。あんなつかいどこ限られる物をみんな持ってんのね」
感心したような声を洩らす。
「牛丼製造機なら十割の家庭にあるのに、やるじゃないタコヤキ」
「そんなキブツはじめてミミにしましたけど……」
自信満々で言い切る月夜の隣でそんな事をいうイブキだった。
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